iPad/Wi-Fi版に強い味方。Adobe Acrobat Proでwebサイトを持ち運び

iPadを購入して早1カ月。あまりの便利さに持ち運ばない日はありません。
しかし自分が持っているのは3GナシのWi-Fi版のため、どこでもインターネットに接続というワケにはいきません。
Appで[InstapaperPro]や[Offline Pages]などwebページをキャッシュしてオフライン状態で読めるのもありますが、600円〜とAppとしてはいささか高価。
そこで使えるのがAdobe Acrobat Proの「webページからPDF作成」機能です!
今回はこの機能を簡単に説明します
(MacOS10.4.11 Adobe Acrobat Pro9.3.2で説明しています)


まずざっくりとPDF作成の手順をいいますと


まずPDF作成したいwebページのURLをコピーします
次にAdobe Acrobat Proを起動して[メニューバー]→[ファイル]→[PDFの作成]→[webページ…]を選択
出てきたダイアログの[URL]に先ほどコピーしたURLをペーストし、作成ボタンをクリック
これだけの作業で画像を含むPDFを作成してくれます
FLASHを使ったページもFLASH込みで保存してくれるようですが私の環境だとFLASH部分が抜けてしまいました。サイト側で禁止しているせいなのかもしれません)


リンク先までPDF化
めっちゃ簡単ですね!w このPDFをiPadのお好きなPDFビューワーに放り込めばいつでもお好きなwebサイトが見られます!!!
さて、お気に入りのwebサイトやちょっと気になったニュースサイトをPDF作成して移動中に読むという事が可能になりましたが、複数ページに渡ってのニュース記事など、わざわざページを開いて1ページづつPDFを作成するのは面倒ですよね
そこで使えるのが[複数レベルをキャプチャ]です
先ほどの手順で[webページ…]を選択し、出てきたダイアログの左下にある[複数レベルをキャプチャ]をクリックすると以下の様な設定項目が出てきます

ここの設定で作成するwebページのリンク先までPDF化してくれます!
しかもしおり機能を使ったページジャンプも可能という優れもの!!!
試しにコチラのwebサイトをPDF作成したいと思います「DTM機材、電子楽器として注目されるiPad
この様に4ページにわたっての記事を一つのPDFとして作成します
[webページ…]のダイアログの[サイトの一部]を選択し、[2]レベルにします。[同じパスのページだけを取得]にチェック
これで作成をすればページジャンプが可能なPDFができあがりです
これでますます素敵なiPadライフをお過ごしください!!!
「AppよりAcrobat Proの方が高いじゃん!」というツッコミはなしですよ!!!!!